天国大魔境 最新刊3巻ネタバレ感想・無料試し読み可能 4巻発売日情報

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オススメの漫画、今から人気に火が付きそうな漫画を紹介しています。
本日はアフタヌーンにて大人気連載中の近未来SF
「天国大魔境」(石黒正数先生作)
3巻をネタバレ感想・あらすじ交えて紹介いたします。
この漫画は
血とかは出ませんが、
生物の描写がグロイものがあります。
AKIRAと寄生獣の影響が色濃く見られ、
それにARMSを混ぜたような作風です(*^^*)
かなり謎も多く、ミステリー的な要素も多分に含まれています。
伏線と思われる個所も多く、それをどうやって回収していくのかが作者の腕の見せ所です(笑)
そして5巻は
かなりビックリする展開が2か所ありました!!
この漫画がオススメの方
- 大友克洋ファン
- 皆川亮二ファン
- 寄生獣ファン
- 冒険ものが好きな人
この作品は王道の漫画作品と呼べます。
決して劇画調に見えず、手塚治虫に近いようなコマ割りです・
なので表現方法が最近の漫画作品と比べると独特に感じられます。
が、この石黒先生の描き方こそが王道なので悪しからず。
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もくじ
天国大魔境 第3巻 作品概要・ざっくりネタバレ
作品概要
廃墟と化した未来の日本。
マルとキルコは、どこにあるともわからない「天国」を目指して旅を続けていた。
「天国」のヒントを求めて東京にたどり着いた二人は、今後の活動資金を得るべくひと稼ぎすることを目論む。
一方、トキオが暮らす高い壁に囲まれた緑豊かな学園では、原因不明の病で容体が悪くなる子どもが現れたりと、不穏な現象が起こり始める。
世界の秘密が紐解かれるたび、世界の複雑さは混迷を極めてゆく。荒廃した世界をサバイブせよ!
(出典:ebookjapan「天国大魔境」3巻作品紹介)
3巻のざっくりネタバレ
3巻はおおよそこんな展開で進んでいきます。
※マルとキルコの話を「大魔境パート」、
トキオたちの施設内での話を「天国パート」として解説しています。
【大魔境パート】
キルコとマルは立ち寄った街で、ヒルコ(人食い)のカラダを人間に移植する医者がいるという“不滅教団”にコンタクトを取ろうとする。
しかし、コンタクトを取ってきたのは不滅教団の反対勢力”リビューマン”だった。
⇓
リビューマンから、不滅教団の地下にいるヒルコ(人食い)退治の依頼を受ける。
⇓
退治に出向くが大ピンチに!!!
【天国パート】
「赤ん坊」のいる部屋に誰かが侵入したことをオトナが気付く。
⇓
タラオが死ぬ。体はアザだらけ。
タラオの死体を火葬すると得体の知れない「何か」が残る。
⇓
「赤ん坊」の部屋に侵入したのはトキオだとバレる。
天国大魔境 第3巻 あらすじ
3巻冒頭ではマルの出自が語られます。
大災害と同じ年に生まれ、7歳まで施設のようなところで10人くらいの子供と一緒に暮らしていた。
そこも解散になり、身寄りのない人間のグループに3年ほど所属。
しかしそのグループののボス的なオトナが殺され、殺した方のグループに所属し、そこで働くようになった。
ミクラがマルを引き取りに来てからはミクラと行動し、ヒルコ(人食い)を殺すやり方はミクラから教わったということだった。
光線銃の充電の為、街に出るというキルコ。
付いて行くというマルに、昨日もめた奴らが捜してるだろうから、部屋で隠れておけと指示する。
街の充電屋に着いたキルコは、そこで昨日マルともめた自警団がしている話が耳に入る。
ひとつは自警団のボスがまだマルを探していること。
そしてもうひとつは「復興省」の噂だった。
まだキルコが「男」のハルキだったころにも「復興省」の噂を聞いていた。
復興省とは、災害前の文明を復活させるために、技術と知識のある人間をさらって回っていると噂されている集団だった。
充電屋からの帰り道、復興省のことがきっかけになり、キルコはマルの言う「天国」とは前の文明のことではないかと推測する。
マルにこのことを伝えようと早足で拠点としている部屋に急ぐキルコ。
しかし、部屋にマルの姿が無く、慌てるキルコ。
外に出て大声でマルの名を叫ぶ。
マルは隣の部屋からひょっこりと姿を現す。
マルが何をしてたかというと、エロ本を使ってナニをしてたようだ(笑)
その夜食事を終え、災害前の文明のことを話し合う2人。
そしてもし、既にどこかで前の文明が復旧しているとしたら…と想像をめぐらす。
そして物語は施設内の「天国」パートに移る。
施設の大人たちがタラオの容態について話し合っていた。
話し合いを終えた医者と思われる大人が、「赤ん坊」のいる部屋に入り、壁に何かの跡を見つける。
それはトキオがその部屋に忍び込んだ時についた足跡だった!
なぜこんなところに足跡がと疑問を持つ医師。
彼はこの足跡の持ち主を探し始めるのであった。
タラオの部屋の前で音楽を鳴らし、踊りを始める子供たち。
楽しい音がしたら昏睡しているタラオが目を覚ますのではないかと、ワラにもすがる思いで始めたことだった。
そのスキに医師は子供たちの靴を調べ、例の部屋の足跡の持ち主を探すのであった。
子供たちの願いもむなしく、その夜タラオは亡くなってしまう。
タラオの遺体は黒ずみ、あの斑点のようなアザに覆われていた。
火葬にされるタラオ。
大人たちはタラオの病気がタラオ特有のものではなく、他の子供たちにも発病する可能性を考える。
そのことを聞いた園長は、『お迎えの日』だけは変更できないので、それまでに病気の正体と治療法を見つけるように指示する。
ベッドに横になり、タラオが死んだ悲しみに暮れるトキオ。
しかし、めまいがトキオを襲い、近頃自分の体が変に熱いと自覚する。
気分が悪くなったトキオはトイレで吐いてしまう。
そして自分もタラオと同じ病気なのではないかとの不安に襲われる…。
謎だけが深まる第3巻。
トキオは病気なのか?
そしてマルとキルコの「天国」への旅は、トキオたちに繋がるのか?
(あらすじの続きは3巻で読めます)
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天国大魔境 3巻みどころ・考察
3巻のみどころ3選
- トキオが○○だった!!!
- マルは中二病w
- 3巻のヒルコがエグイ…。
以上3つが3巻の見どころです!!
トキオが実は○○だった!!!!
はいはい、石黒さん、こう来ましたか…。
マルと瓜二つの施設の子「トキオ」。
名前、マルとそっくりな顔、短髪、名前から勝手に男の子と思ってましたよ、ええ。
まさか女の子だなんて思いもしませんでしたよ、ええ。
これは見事に意表を突かれました!!!
マルは中二病!?
思いっきり中二病ですね(笑)
あのヒルコを殺す「マルタッチ」がありましたよね?
辞書を読んで名称を変更するんですが、その名前というのが…
「フェイタルダイブ!!!」
草wwwwwww
ちなみにフェイタルの意味は、
「致命的な、破滅的な、運命の、etc」です。
訳すなら
「破滅の潜行(ダイブ)!!!」
になります。
言葉のチョイスがもろ中二ですw
マジ草wwwwwww
なのでマルを中二病認定します!!!
3巻のヒルコがエグイ!!
3巻の終盤部分で出て来るんですが、
気持ち悪いんですよ、造形が。
おどろおどろしい形では無くて、どちらかというとキレイにまとまった形してるんですが、
生理的に僕は無理でした!!!!
皆さんも一度ご覧になってみてください。
もしマンガ好きKと同じ思いを抱かれた方は、コメントください。
語り合いましょうw
考察
会話の流れから、施設の子供たちは人為的に作られた人間という可能性が高いです。
あるいは遺伝子操作によるものとも考えられます。
そして園長の言う『お迎えの日』とはいったい何を指すのか?
この言葉、物語上すごく重要なキーワードな気がします。
【『お迎えの日』の考察】
施設の子供が別々でなく、全員一斉に「お迎え」が来るということと考えられます。
もし一人ずつに設定されているなら、その子がその日お迎えに適さないなら、別の子で対応することも可能だからです。
子供たちはそれぞれ特殊な能力を持っていますが、その力を「復興」に利用するため作られ、教育されたのではないのかと。
なのでこのお迎えとは、
「大魔境パート」でもあった「復興省」に迎え入れられることを指すのではないかと予想します。
天国大魔境 3巻まとめ・4巻発売日情報
3巻まとめ
かなりビックリするシーンが2つあると冒頭に書きましたが、もちろんその一つはトキオのことです。
そしてもう一つのシーンはというと、
3巻の最終ページのシーンです。
かなりショッキングなシーンですので覚悟して読んでくださいね((+_+))
ヒントは「キルコの腕」です。
まぁ、もう答え言ってしまったようなものですねw(;^ω^)
しかし、赤ちゃんの正体とか、トトリの心臓の形とか、タラオの遺体の残った部分とどんどん謎が出て来て、
これホントに全部回収できるんかいと不安になります(笑)
しかし、そこは石黒大魔神!!!
必ず全ての謎に答えを出してくれることでしょう!!!
4巻発売日情報
続刊の4巻は
2020年6月23日頃の発売予想です(^^♪
発売日が確定次第またこちらでお知らせいたします。
あなたに良き読書ライフを☆