サバイバー~破壊される子供たち~最新2巻ネタバレ感想・無料試し読み

このブログでは漫画を30,000冊以上読破している漫画コンシェルジュ・マンガ好きKが、
オススメの漫画、今から人気に火が付きそうな漫画を紹介しています。
本日は ホラーの女王 犬木加奈子先生最新作
「サバイバー~破壊される子供たち~」
最新2巻のあらすじ・感想をネタバレ交えレビューしていきます。
それと1巻を無料で読む方法も紹介しています。
※2巻は12/16現在、まんが王国の独占配信です。
後日他のサイトでも配信される予定です。
この漫画は
児童虐待をテーマにしたホラーです。
ですのでホラーの怖さというよりは、
虐待されている子供たちへの同情の方が先立ちます。
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【↓↓前巻のレビュー記事はこちら↓↓】
もくじ
「サバイバー~破壊される子供たち~」1巻を無料で読む方法
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※2巻は12/16現在、まんが王国の独占配信です。
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「サバイバー~破壊される子供たち~」2巻レビュー(あらすじ・解説・ネタバレ感想)
2巻ざっくりネタバレ
2巻は以下の3話が収録されています。
第5話:生存者大地
第6話:海里の兄妹
第7話:怪物の子は怪物
2巻の話は以下のような流れで進んでいきます。
海里の父親が海里の体を洗うところから始まる。
それは、我が子をキレイにしてやろうという考えから出た行動では無く、
海里を虐待するための行動であった。
浴室で洗剤同士を混ぜ、有毒ガスを発生させる父親。
海里は通気口から新鮮な空気を吸い、命からがら生き延びる。
⇓
大地が校門前で海里を待っており、母親の様子がおかしいと相談してくる。
大地の家に赴くと大地の母親は死んでいた。
海里は淡々と救急車を呼び、大地に父親に連絡するように言う。
大地の父親は怖そうな男であったが、大地の虐待を知り涙を流し、
世話をしてくれていた井条に礼を言う。
こうして大地は母親の虐待から逃れることが出来たのであった。
⇓
その後、井条は海里と虐待について話をするが、
話の途中、海里に明らかな違和感を感じる。
そう、海里はまるで別人のようになる瞬間があると。
⇓
学校で海里のことをずっと気にかけている円堂という女の子。
彼女は海里の中に、何人かがいる事を知っていた。
過去リカという人格とママゴトをしたこともあるという。
それを知った海里はマズいと思い、学校を早退する。
早退した海里を心配した円堂は給食の残りを海里の家に届ける。
そこで彼女は海里の父親と遭遇し、何とも言えない恐怖を感じる。
⇓
そして一人街をさまよう海里。
彼の中で様々な人格との対話が始まる。
父親のいる家には帰りたくないという海里。
帰らなきゃ叱られるという他の人格たち。
そんな彼を、x(カイ)という大人の人格が擁護する。
海里が欲しいモノ、
それは彼を守ってくれる大人の存在であった…。
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サバイバーという作品が2つあるのですが、下の絵の作品です(*^^*)
サバイバー2巻みどころ・解説・感想
「リカとサンは何者??」の答え
1巻のレビューでこんな問題を出させていただいていました。
問題:サンとリカの正体は次のうちどれ?
|
正解は
- 海里による幻覚で実在しない
ですが、
もっと詳しく言うと
海里の中に存在する他の人格です。
海里はいわゆる多重人格、
解離性同一性障害にかかっているのです。
混乱している方も多いと思うので、
海里の中にいる人格たちを詳しく紹介していきます。
海里の中の人格
- サン
器用な男の子の人格。
他の家から食事をもらってきたり、生きる術に長けている。
手品をしたり、明るい人気者。
- リカ
4歳の女の子の人格。
海里の妹のような存在で、海里はリカを守らなければと思っている。
海里の同級生の円堂に懐いている。
- カズ
勉強は出来るが、感じが悪い。
何かあるとトラブルの解決のため、合理的なカズが出て来る。
- x(カイ)
突如現れた大人の人格。
怪物である父親を退治しようと考えている内に生まれた。
海里の味方であるようにふるまっているが、
果たして彼の果たす役割とは?
- 海里
本来の人格。
他の人格のような特徴はないが、
父親からの虐待は海里が一手に引き受けている。
他の人格は自分の影に過ぎないことを理解している。
本当に悪いのは?
1巻の最初は母親にも原因があるのかなと考えていましたが、
虐待は、海里の父親が全ての原因です。
2巻では彼の異常性が色濃く描かれています。
有毒ガスで海里を苦しめたり、
給食の残りを持ってきてくれた円堂に対しても、
海里への虐待をほのめかしたりします。
海里も怪物である父親さえいなければと思ってはいるんですが、
まだ怪物を退治する方法が見つからず、ただ逃げる事しかできません。
井条に全て話せば助かる可能性あるのに…
井条に潜む異常性
この作品では作者があるキャラの名前に、
何かしらの意味を込めている気がしてなりません。
海里の名前にしても、
海里(かいり)⇒解離(かいり)性同一性障害
という意味にとれます。
そして2巻を読むと、
井条(いじょう)⇒実は異常(いじょう)??
と連想せざるを得ません。
井条は作中では虐待児にも詳しく、彼らを救おうとしているのですが、
その理由が2巻で判明します。
実は彼女も幼少期に虐待を受けていたのです。
そして今は自分が育った施設の手伝いをしています。
施設の園長先生との会話のシーンがあるのですが、
その会話にチグハグな部分があり、
彼女の中に何か大きな闇があることを確信しました。
そして園長先生の
「あれは事故だったのよ。
あなたのせいじゃないわ。」
(出典:犬木加奈子「サバイバー~破壊される子供たち~」2巻)
という言葉も彼女の過去に何かがあったのだということを連想させます。
しかし井条はこの言葉も聞こえないふりしてサッと流してしまいます。
よほど過去には触れられたくないのでしょう。
彼女の過去について、2巻では詳しく語られませんでしたが、
彼女の過去が物語の鍵になるのではと予想されます。
「サバイバー~破壊される子供たち~」2巻まとめ
2巻まとめ・総評
唯一読んでて救われたのが
大地が虐待から抜け出せたことです。
アル中の母親が死んで、
父親の故郷に転校することになって本当に良かったです。
どんでん返しで再度虐待を受けることもなさそうですし。
それ以外は
海里の人格が増えたことが暗示する海里の精神的危機、
井条も何か闇を抱えていることがわかり
何より虐待の最大の元凶・海里の父親の異常性が目立つ巻でした。
そして、この「サバイバー~破壊される子供たち~」は
次の3巻で完結するとのことです。
これは2巻の後書きで作者の犬木加奈子先生が明言されているので間違いありません。
サバイバー~破壊される子供たち~3巻の発売日は?
ハッキリとわかっていませんが、
1巻が9月15日頃配信、
2巻が12月15日配信でした。
なので3巻は
2020年3月15日頃
の配信と予想されます。
※これはまんが王国での先行配信日の予想です。
「サバイバー」はまんが王国で先行配信!
表題のように「サバイバー」は紙媒体での単行本の発刊はなく、
12/16現在電子書籍サイト「まんが王国」で先行配信されています。
他のサイトも確認しましたが、
12/16現在サバイバーの2巻が読めるのは
まんが王国だけでした!
まんが王国では試し読みも出来ますので、
興味を持たれた方はまずは試し読みをどうぞ(*^^*)
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サバイバーという作品が2つあるのですが、下の絵の作品です(*^^*)
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)
あなたに良き読書ライフを☆