「子供を殺してください」という親たち 漫画4巻のネタバレ感想・あらすじ 無料で読む方法 史上最悪のメリークリスマス

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このブログでは漫画を30,000冊以上読破しているマンガ好きKが、オススメの漫画、今から人気に火が付きそうな漫画を紹介しています。
本日は原作:押川剛先生、漫画:鈴木マサカズ先生
「子供を殺してください」という親たち
4巻のあらすじ・感想をネタバレ交えレビューしていきます。
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ハッキリ言って
メチャクチャ重いマンガです。
漫画に笑いとか、感動の喜びを求める方には向いてません。
涙を流してしまう場面もありますが、
感動の涙ではなく、
登場人物の心の痛みが伝わって来ての涙です。
痛いです。
刺さります。
読む方にはある程度の覚悟が必要です。
【↓他巻のレビュー記事はコチラ↓】
もくじ
「子供を殺してくださいという親たち」4巻を無料で読む方法
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漫画「子供を殺してください」という親たち 4巻作品概要
押川剛率いる(株)トキワ精神保健事務所は、病識のない統合失調症やアルコールや薬物の依存症、精神疾患の疑いのある長期ひきこもりなど、精神科医療とのつながりを必要としながら、適切な対応がとられていない対象者を説得し医療につなげることを主な業務にしている。
今回は、薬物中毒者キヨさんの続編、依頼にならなかったエピソード、そして、「事務所史上最悪のクリスマス」のエピソードが明らかになる!!!
(出典:まんが王国「子供を殺してください」という親たち 4巻 作品紹介)
4巻は3巻から引き続き、
【ケース7】家族の恐怖は永遠に消えない
の後編、そして
【ケース8】依頼にならなかった家族たちー逆ギレする親たちー
【ケース9】史上最悪のメリークリスマス
の1~3話が掲載されています。
特に【ケース9】の史上最悪のメリークリスマスは必見のエピソードです!
4巻【ケース9】史上最悪のメリークリスマス あらすじ
【ケース9】史上最悪のメリークリスマス
今回の依頼は助手の実吉の知り合いの知り合いからのものであった。
依頼人の氏名は黒澤。対象は娘の美佐子さん。
10年前に反応性低血糖と言う病気にかかり、太ってしまったことで恋人とも別れ、仕事も休みがちになったため解雇され、そこから心を病んでしまったということ。
母親が4年前から週に1回様子を見には行っている。
もう病院は決めてあるので、今もマンションに1人で暮らしている美佐子をその病院に移送して欲しいと言うのが今回の依頼内容であった。
実吉の撮った両親との会話映像で依頼内容を確認する押川。
そして両親に会った印象を実吉に聞く。
父親はいかにも厳格な先生、政治家のようだったと。
対照的に母親はとても疲れている様子で、黙って父親の話を聞いていたと言う。
実吉の話から両親、特に教師であった父親に強いクセを感じ、同時に部屋の片づけ等も頼みたいという依頼にキナ臭さも感じていた。
2人は早速美佐子のマンションを下見に向かう。
中の様子はうかがえず、まずは保健所に自宅訪問してもらうことにする。
数日後、母親を連れて保健所に訪れる押川。
保健師に自宅訪問を要請しましょうと言う押川だが、母親の反応はことを荒立てたくないと消極的。
押川は、心のバランスを失ってから10年放置された美佐子は症状が重くなっている可能性がある、なので保健所に現状を把握してもらうべきだと説得する。
母親は、押川の言うのはただの憶測で、自分たちの不安をあおるようなことはやめてくれと声を荒げる。
大げさにされても困ると言う母親に、逆にこれまで大げさにしてこなかったから美佐子は10年も1人で苦しんでるという押川。
問題を公にして、美佐子に関わってくれる人の数を増やすのが解決への近道だと言い、母親を渋々ながら納得し、保健師との面談へ向かう。
2人のやり取りを聞いていた実吉は、拭えない違和感を感じていたが、口に出せずにいた。
こうして㈱トキワ精神保健事務所の「史上最悪のメリークリスマス」は始まった…。
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漫画「子供を殺してください」という親たち 4巻みどころ・ネタバレ感想
4巻の見どころ3選(ネタバレあり)
4巻の見どころは沢山あるのですが、特に印象に残った見どころを3つに厳選いたしました(`・ω・´)シャキーン!
- 毒づく親たち①【ケース8】依頼にならなかった家族たち
- 毒づく親たち②【ケース9】史上最悪のメリークリスマス
- 精神病患者を抱える家族への行政対応
一つ一つネタバレ交えて紹介していきます!
毒づく親たち①【ケース8】依頼にならなかった家族たち
息子の病院への移送措置をキャンセルすると言ってきた依頼人。
理由は押川の発言が許せないからだと言う。
現状を冷静に分析し、事実を言ったまでと言う押川に、妻もショックで寝込んだので相談料を返せと電話口でまくしたてます。
望みなら返金すると言う押川に、言い方が気に入らないと言い、一方的に電話を切ります。
この一連の展開、依頼人側があまりに身勝手すぎて、本当にムカッと来ます!
しかし押川は怒ることなく、逆に息子に同情します。
こんな両親に振り回されてしまい、息子は病気になったのだと。
その言葉に自分も同じようなことを周囲にしていないかと反省させられました。
何かと学びの多いマンガです(*’ω’*)
毒づく親たち②【ケース9】史上最悪のメリークリスマス
まぁこのケースの親の対応も酷いものですよ。
移送当日に保健師の立ち合いを勝手に断ったうえ、あまりの汚さに美佐子の部屋に入るのを躊躇する押川に早く入り、片付けろと背中をドンと押します。
押川側に感情移入していれば、この時点でかなりイラっと来ます。
そして美佐子を発見した押川。
かなり病状が進んで重症と思われるにもかかわらず、ひたすら早く移送するよう叫ぶ父親。
押川は状況が聞いていたものと違い過ぎるので、警察、消防を呼ぶと主張します。
それでも自分の体面を守るためか、通報に憤る父親。
しかし、押川は父親に黙れと言い、最終的に通報します。
上記の見どころでもそうなんですが、子供たちに問題があると言うよりは、親側の行動が事態をどんどん悪化させているような気がします。
ホント親たちに怒りを覚えてしまいます(# ゚Д゚)
世間体ばかり気にして、自分の子供を救う勇気すら持てない。
自分もこういった親にはならないように気をつけたいものです。
精神病患者を抱える家族への行政対応
【ケース9】で保健師に相談に行くのですが、保健師は消極的な問答に終始します。
行政ではなく、家族がやる問題だと言って。
最終的に押川の説得で、訪問に同行してもらえることにはなりましたが、嫌々感がにじみ出ています。
もちろん保健師の態度に幾分かの脚色がある可能性もあり、この対応の描写が全ての自治体に当てはまるわけではないのでしょうが、そこに現在の日本の精神病患者に対する現実が浮き彫りにされています。
精神保健福祉法34条で「医療保護入院等のための移送」について定められてはいるが、実際は行政側に予算も人手も足りず、やる気もない。
家族で移送するよう言われた家族は、民間の移送会社を頼らざるを得ない。
だから押川たちの仕事が成り立つともいえるわけです。
精神医療の福祉面はまだまだ整備が必要なのだと考えさせられます。
ホントに勉強になる漫画です!
4巻まとめ・電子書籍のススメ
4巻まとめ
かなり闇の深そうな依頼の「史上最悪のメリークリスマス」
美佐子の状態は最悪と呼べる状態で、両親が一番恐れていた大騒動になってしまいます!
娘のことより、世間体が大事な父親は最終話である行動に出ます!
「史上最悪のメリークリスマス」最終話は5巻に掲載されてますのでそちらもチェックしてみてください(*^^*)
次巻(5巻)のレビューはこちら↓↓
⇒「子供を殺してください」という親たち 5巻のネタバレ感想・あらすじ
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