トラウマ必至の衝撃漫画!永井豪「デビルマン」

こんばんわ、マンガ好きKです。
今日は僕の人生に絶大なインパクトを残した漫画を紹介したいと思います。
それはこの作品だっ!
そう、当時の漫画界の常識を覆した漫画「デビルマン」です。(試し読みはこちら)
昨年ネットフリックスで「devilman crybaby」が放送されていたので、ご存知の方も多いかもしれません。
ただこの漫画が書かれたのは1972年、約50年前なんです!
半世紀近く経ったモノが現代でも映像化されるほどの傑作なのです。
クライベイビーの前に、実写映画化もされていますが、こちらは「事故」と言われるほどの出来でした…。
映像化作品は中々上手く行っていないのですが、原作コミックの衝撃はメガトン級です!
デビルマンあらすじ
不動明はちょっと弱気な少年。
牧村家に居候して、牧村家の娘の美樹と学校に通う日々を送っている。
そんなある日、明は親友の飛鳥了から、地球の先住者、悪魔(デーモン)の存在を打ち明けられる。
そしてデーモンの研究をしていた了の父がデーモンに憑りつかれ、自ら命を絶ったこと、デーモンが200万年の眠りから覚め、地球を人類から奪い返そうとしていることを知らされる。
明が衝撃を受ける中、了はデーモンに対抗し人類を救うため、共にデーモンと合体し、デビルマンとなることを明に要請する。
明は了の頼みを承諾し、飛鳥邸でデーモンと合体の準備をする。
理性がなくなる瞬間にデーモンは人間と合体する。そのため了が集めたヒッピーたちと酒を飲み、ドラッグをやり理性を失くそうと試みる。
周囲のヒッピーがデーモンに憑りつかれる中、理性を捨てきれなかった了と明はデーモンに襲われる。
デーモンに襲われた明が、恐怖で理性を失くした瞬間、アモンというデーモンに憑依される。
明は正義の心でデーモンを抑え込み、悪魔の体と人間の心を持った「デビルマン」となる。
そしてその場にいたデーモンを皆殺しにし、一巻は終わる。
概要
デビルマンは全5巻+外伝1巻です。
1巻はあらすじであげた通りの展開で、
2巻は妖鳥シレーヌとの戦い
3巻は亀型デーモンジンメンとの戦い、そしてこの巻で物語が転換します。
4巻は人類とデーモンの戦いの火蓋が切って落とされ、
5巻ではデビルマンの苦悩、人類との戦いが描かれ、衝撃のラストへと突っ走っていきます。
僕はデビルマンを15年前、18歳のころに初めて読んだのですが、たった5冊の漫画にこれまでにないほどの衝撃を与えられました!
途中まではただのヒーローものかと思いきや、3巻の折り返しからの怒涛の展開、そして人間の存在、心のありかた、心の善悪を考えさせられるマンガです。
そしてデビルマンの影響を受けた作品は沢山あります。
僕が見てきた中でも、ベルセルク(ガッツとグリフィスの関係、蝕のシーン)、エヴァンゲリオン(Air、まごころをきみに)、寄生獣、ZETMAN等多数あります。
デビルマンを読んでみると、「あっ、あの作品に設定似てる!」、「あの作品のあのシーンはデビルマンから影響受けてるんだ!」という印象を受けると思います。
それだけ多数の漫画家や映像作家に影響を与えている作品です。
漫画、アニメ好きでまだ読まれてない方は必読の一作です。
試し読みはこちらからできますので、興味を持たれた方は是非読んでみてください。